この未来を壊して下さい。【完】
「そんなこと言わずにさ、遊ぼうよ」
「いえ、冷凍食品がとけるので遠慮します。」
そう答えながら再び歩き始める私。
まぁ、それを彼らが黙って見過ごすはずがなく、
「何?調子乗ってんの?」
「ていうか、コイツ、翼龍の姫じゃん。
捕まえて総長に持っていけばよくない?」
などなど、勝手に話を進めながら追いかけて来る。
そういえば、自分が姫になったのに翼龍の情報をブロックするの忘れてた。
ということは、かなり危険なワケかぁ~
なんて、のんきに考えている私。