この未来を壊して下さい。【完】
歩き続ける私と走って追いかける彼ら。
どんなに早く歩けたとしても、走ってる彼らに追いつかれないはずがなく、数秒で追いつかれてしまった。
「ということで、姫ちゃん。
ちょっと来て。」
そう言いながら私の腕を引っ張る不良A。
地味に痛い。
だいたい、ちょっと来てって言われて行くわけがない。
「私は帰ります。
それと、姫ちゃんって気持ち悪いです。」
冷たく言いきる私。
まぁ、その結果彼らを怒らせたみたいで、