この未来を壊して下さい。【完】
いつ来たんだ?という疑問に答えてくれるはずがなく、
「姫羅ちゃんさぁ、変に挑発しないでよ」
と軽~く怒られた。
数秒で不良たちを倒した祐斗。
さすが翼龍の幹部なんだな~と思う。
「そういえば、姫羅ちゃんに姫の説明するの忘れてたよね」
彼らを倒した後、すぐに私のところに駆け寄ってきて私にけががないか確かめた彼。
「姫って言うのは、俺らの総長の...つまり龍河の彼女。」
...ん?ちょっと待って。
「はぁ?彼女?そんなの聞いてない!!」
普通そこは“俺らが守るべき存在”とか言うんじゃないの?
ていうか、彼女とか本当に無理。