好きになった人、愛した人。
青臭くてもいい、子供でもいい。


とにかくあたしは奈生が背負っている荷物をちょっとでも分けてほしかった。


矢原の足の事を気にしているなら、もう過去に引きずられることはないと、伝えたかった。


ただただ、奈生と一緒に生きていたかった……。
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