好きになった人、愛した人。
「こんな場所でごめんな?」
「別に、16歳のガキにオシャレなホテルなんて望んでないわよ」
「ガキで悪かったな」
言いながら、奈生の手があたしの胸に触れる。
初めての感覚に戸惑いながらも、夢中になる奈生を見ていると愛おしさが込み上げてくる。
心臓が悪くても性交渉に支障はない場合が多いと、なにかのテレビで見たことがある。
奈生自身も何も言わないから、きっと大丈夫だ。
それはすごくわがままでぎこちなくて、互いの事なんて考える余裕もない行為だった。
あたしの体を慣らす事さえ煩わしいのか、奈生は強引に割って入ろうとする。
「別に、16歳のガキにオシャレなホテルなんて望んでないわよ」
「ガキで悪かったな」
言いながら、奈生の手があたしの胸に触れる。
初めての感覚に戸惑いながらも、夢中になる奈生を見ていると愛おしさが込み上げてくる。
心臓が悪くても性交渉に支障はない場合が多いと、なにかのテレビで見たことがある。
奈生自身も何も言わないから、きっと大丈夫だ。
それはすごくわがままでぎこちなくて、互いの事なんて考える余裕もない行為だった。
あたしの体を慣らす事さえ煩わしいのか、奈生は強引に割って入ろうとする。