俺の女



医者 「う〜む…」

美蘭 「先生…どうですか?」

医者 「インフルエンザっぽいね…」

『インフルエンザ?!』

医者 「うん。これから熱も上がっていくと思うけど…とにかく水分もとって、脱水症状にならないように…」

『脱水症状???』



医者の言う1つ1つに反応しては首をかしげる男子達。



美蘭 「あーもー!皆はいいから!あたしにだけいろいろ教えていただけますか?」

医者 「うん。君はしっかりしてそうだからね。」

恋嘩 「う゛〜…」

愁洩 「どーした?」

恋嘩 「頭痛い…」

慚 「なんとかしてやりてぇけど…」

諒弥 「まぁとにかく…水かアクエリ飲むか?」

恋嘩 「アクエリ…」

壟 「おし。俺とってくるぜ。」

恋嘩 「ありがとー…ケホッ!!!」

扎墅 「大丈夫か?」

恋嘩 「ん゛ー…あ…せんせぇ…」



恋嘩が、枕元にいた医者の服の裾をクイッと引っ張る。



医者 「ん?どーした?」

恋嘩 「皆にうつりませんか…?」

医者 「うつるかもしれないねぇ…。マスクしとこうか。」

恋嘩 「はぃ…」

愁洩 「お前…こんな時にも俺らのこと心配すんなって…」

恋嘩 「だってぇ…」
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