俺の女


「う゛…」



ドサッ…

その男を見て、頭に血が上ったもう1人の男。




恋嘩 「はぁ…はぁ…」

「こんッの女ぁ〜…よーくもやったなぁッ」



バシャッ!


もう1人の男がペットボトルに入った水を恋嘩にぶっかける。



恋嘩 「―――ッッ!!!」

「あんまさ。怒らせないでよね。」

恋嘩 「いっ…たい…」



男が恋嘩の腕を力強くひねり上げる。
痛みで思わずしゃがみ込む恋嘩。

そして、男は恋嘩の腕を離して突き飛ばした。


その勢いで、床に仰向けに転げ、床で頭を打つ。



恋嘩 「いっ…たぁ…」

「…よく見たらパジャマ?うわーw萌えーw」



恋嘩の上に跨る男。
恋嘩はそれを見上げ、睨みつけながら足を振り上げる。



ガスッッッ


恋嘩は足で男の秘部を蹴った。



「つぅッ…(涙)」



ガクッ…


男は、恋嘩の上に被さるようにして倒れこんだ。



恋嘩 「はぁッ…男はここなのよッ…はぁ…はぁ……ってか邪魔っ…」



のっかった男を蹴り退かそうとしたが、意識がもうろうとして、恋嘩もそのまま気絶した…。





…一方、喧嘩のほうも大分おさまってきたようだった。
恋嘩が心配な一心で、鉄パイプを振り回す愁洩。



愁洩 「どけぇ!このやろぉ!!!」



ガン!!!ガンガン!



「うげッ!」

「ゴフッ…」

茂 「残りわずかだ!」

大毀 「愁洩!諒弥!行けッ!」

愁洩 「あぁ!」

諒弥 「すまねぇ!」

「おいおい。まだ勝負はついてねぇぞッ…」

嵩浩 「うっせぇ!」

裕兎 「弱ぇくせにでしゃばんなボケ」

伸哉 「てめぇら全員さっさとくたばりやがれ」



ガァン!!!
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