俺の女
なんでだよ
『うん!熱も下がってるw』
『ほんま?やったぁーw』
「よーーーかったぁーw」
愁洩も嬉しそうに恋嘩の頭をぐしゃぐしゃと撫でた。
『水ぶっかかったからやなぁ(笑)』
「ばーかっ(笑)」
のん気な恋嘩の頭を、今度はガシッと掴んだ。
『あははっw皆、いろいろほんまにありがとなっ♪』
「「「いやぁ…///」」」
恋嘩の久しぶりの満面の笑みを見て、顔を赤くする仲間達。
『じゃぁ…明日からまた学校行こっかw』
「「「えぇッ?!」」」
予想外の発言に、男たちは思わずずっこけた。
美蘭もクスクス笑う。
『行くんや(笑)』
「マジでッ?!」
「はッ(笑)」
愁洩は嫌そうに叫び、諒弥は「やれやれ」と言ったように小さく笑った。
ノリ気じゃない反応を見て、驚く恋嘩。
『え?嫌?』
「だるくね?」
『だってあの制服好きやしーw』
『あーそれわあたしも好きーw』
恋嘩に続いて、美蘭も笑顔を見せた。
その笑顔に負けた諒弥。
「しゃーねぇなぁ…」
「えー!行っちゃうん?!」
「ちょー寂しぃ…」
陽摩と鷹が寂しそうに肩を落とした。
そこに愁洩のツッコミが入る。
「おめぇらも行けよッ!(笑)」
「そっか…俺らも学生かぁ!」
屡尉が思い出したようにポンッと手をついた。
「アホか(笑)」
『じゃー決定な♪』
『何日ぶりやろーw』