俺の女

扎墅 「………なんでだ…?」

寮 「あの男…あん時の…」

茂 「昔の…あれ…だよな…」

大毀 「もう帰ってこねぇって…」

嵩浩 「そんな…」





校門を出たあと、カズが笑いながら言った。



カズ 「おめぇにしちゃぁ…素直じゃねーか(笑)」

恋嘩 「―――――ッッ」

ヒロ 「よく仲間のために自分売れんなぁー(笑)」

カズ 「立派な女じゃねーか(笑)そーゆーとこ好きだぜ〜(笑)」

恋嘩 「………」



なにが立派よ…あたしは…ただの裏切り者じゃんッ…
…愁洩……皆ッッ…



ヒロ 「けどよ、おまえが騙されやすい女でマジよかったぜ」

恋嘩 「…え?」



ヒロの言葉に反応する恋嘩を見て、ヒロは笑った。



ヒロ 「本気でこいつがおまえを好きとでも思ったか?俺らがあいつらに復讐するための口実だよ(笑)」
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