俺の女


恋嘩 「腰痛ぁ…」

美蘭 「…大丈夫…?」

恋嘩 「うん。(苦笑)」

愁洩 「………恋嘩…」

恋嘩 「ん?」

愁洩 「あいつら…どこにいんの?」



…いつになく、鋭い目つきで、どこかを眺めている愁洩。



愁洩 「ぶっ殺して来てやる……」


恋嘩 「…わかんないの……」

愁洩 「……は?」

恋嘩 「朝起きたら…誰もいなくて…逃げてきたの。」

愁洩 「……アジトは?」

恋嘩 「なぃよ…。ずっとバイクで移動してた。」

愁洩 「………」

諒弥 「行方はわかんねぇのか…」

恋嘩 「うん…。でも…今はいいじゃない!あたし家に帰りたいよ〜…」

美蘭 「…そーよ。恋嘩の手当てしてあげよ?」

愁洩 「………あぁ。」



愁洩は立ちあがる。
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