俺の女

―――そして次の日の夕方



美蘭 「恋嘩!!2人が帰ってくる前に着るよ!!」

恋嘩 「はーい♪」



美蘭は昨日、アイスを買ったときに、浴衣も一緒に買っていたのだった。
愁洩と諒弥は、驚かすために先に祭りの下見に行ってもらっていた。



美蘭 「うんッwやっぱ恋嘩にはピンクが似合ってるw」

恋嘩 「美蘭は大人っぽい黒がピッタリだねッw」

美蘭 「そ?(笑)ありがとーw」

恋嘩 「浴衣…嬉しいなあw着てみたかったんだぁw」

美蘭 「ほんとにねwこれからいっぱい着れるからね♪」

恋嘩 「うんッ♪…愁洩たちまだかな?」

美蘭 「遅いねぇー?」



ドタドタ…――ガチャ…

走ってくる音が聞こえ、愁洩が入ってきた。



愁洩 「やべーぞ!!祭り!!屋台とかバカほど……」

恋嘩 「…お帰りッw」

愁洩 「……おッ…おまッ…//」



部屋の前で、恋嘩を見て立ち尽くす愁洩。
そのあとから諒弥が迷惑そうに愁洩を退かした。



諒弥 「愁洩〜邪魔ッ(笑)通れねぇーんだけ…どッ??」

美蘭 「……(笑)」



諒弥も目を丸くして美蘭を見つめた。
そして、愁洩と諒弥で声を揃えた。



『……かわいッ!!//』
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