俺の女


恋嘩 「ねぇッ?愁洩ひどくなぁーぃ?」

男1 「え…あぁ…」

男2 「つーか…酒飲んで大丈夫?」



恋嘩は、ヤケになって、慣れない酒をがっついていた。



恋嘩 「だーいじょーぶッ!」

男3 「あの人も…心配してっかもよー?」



男の言葉に、ピタッと動きを止める。



恋嘩 「愁洩なんかぁ…心配なんかしてくんないもんー。」

男1 「いや…でもよぉ…」

男3 「やっぱ彼女のことは…」

恋嘩 「あぁー!もぉ!いいからッ!皆も食べなってぇーw」



目の前のおでんを差し出す恋嘩。
男たちは、このまま恋嘩を放っておくわけにもいかないし…と、困って顔を見合わせた。



男2 「いや…俺らは…」



♪〜♪〜



その時、恋嘩の携帯が鳴った。



恋嘩 「んー…?誰ぇー?」



ピッ…

恋嘩が、ゆっくりと通話ボタンを押した。



恋嘩 「もしも…」

愁洩 「恋嘩ッ!!!」



恋嘩の言葉をさえぎって愁洩が叫んだ。
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