俺の女
1人じゃねぇ


愁洩 「…正月って…暇だなぁ。」

恋嘩 「…暇だよねぇ…。」



ゴロゴロしながら退屈そうに呟く2人。



美蘭 「まぁ…暇じゃないと言ったら嘘になるわね…」

諒弥 「テレビもつまんねーのばっかだし…」



そんな時、恋嘩の傍に笑顔でやってきた弘毅。



弘毅 「恋嘩チャンw暇なら俺らと初詣行こうぜぇw」

恋嘩 「初詣?!w」

智稀 「そw初詣wせっかくだし行こうぜ?」

恋嘩 「うんッ!行く行くー♪」

愁洩 「待ておめぇらぁ!俺も行くぞ!」



ムクッと起き上がる愁洩を見て、ため息をつく仲間達。



猩瓷 「なんッッで来んの!!!」

愁洩 「なんでってバカおめぇ…恋嘩を1人で行かせられっかぁ!」

與氣 「1人じゃねーじゃん!俺らがいるじゃん!」

愁洩 「バカヤロー!おめぇらが危ねぇんだよ!」

對孜 「危なくねぇ!!!来んな!」

愁洩 「あぁ?!おめぇら…俺はこれでもこの族の頭だぞッ?!」

膏一 「それでねぇ…(笑)」

愁洩 「カッチーン……んだとぉ?!」

美蘭 「やめぇーい!!!」


ピタッ…シーン…


美蘭の一声で場が静まり返った。
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