俺の女

―――職場


罹欹 「おっせぇーぞ愁洩ー!」

肬魔 「何してたんだよー」

愁洩 「それがよッ!!!戻ったら恋嘩が腹痛くてしゃがんでてよ!!!」

『えぇッ!!!』



―――ドサッ…

皆が一斉に荷物を落とす。



隼莵 「恋嘩チャンッ…大丈夫なのかよ!!!」

智弥 「もう産まれんのかッ?!」

愁洩 「美蘭が言うには…まだらしい。また連絡するってよ…。」

片瀬さん 「コラァー!!!お前らぁ!!!荷物落としてなに話し込んでんだぁ!」

秀平 「うげッ!!!片瀬ッ…」

片瀬さん 「愁洩ー!おめぇー遅刻だぞぉ!」

愁洩 「だってよぉ!!!俺の彼女が産気ずいてッ…」

片瀬さん 「…」

蒋哉 「知ってんだろ?!片瀬もよ!」

片瀬さん 「…いま美蘭チャンから連絡あって知ってる」

愁洩 「知ってんだろ?!なら―――」

片瀬さん 「だが愁洩!!!…遅刻は遅刻だ!」

愁洩 「ちょッ…待てよ片瀬ッ!!!」



ゴキッ!!!

片瀬さんは、いつも通りのお仕置き。腰に蹴りを入れた。



愁洩 「ッッッてぇッ―――!!!(痛)」

片瀬さん 「ほら!ぼさっとしてねぇでお前らも早く仕事しろッ!」

『わーったよ!!!』
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