俺の女
愁洩 「猩瓷…なんでそのこと早く俺に言わねぇんだ。」
愁洩が猩瓷の胸倉を掴みあげて言った。
猩瓷 「だッ…だってよッ…お前…妻子持ちだぞッ?!今の幸せ…崩したくねぇだろッ?!」
愁洩 「あぁ…そりゃーもちろんだ…。なによりも今後の幸せを願ってる…。だがなぁ。あいつらは過去に…俺の妻、恋嘩をありえねぇほど傷つけやがった奴だぞッ?!俺が恨んでねぇとでも思ってたのかッ?!」
猩瓷 「思ってねぇよッ!…そりゃぁ…ここにいる誰よりもお前があいつらを恨んでると思った…。でも…今お前まであいつらんとこ行く必要はねぇッ!」
愁洩の腕を振りほどいて叫ぶ猩瓷。
他の仲間も愁洩をなだめる。
智弥 「そーだ…愁洩。お前はここで…」
愁洩 「なにバカなこと言ってんだッ!!!俺が一番…あいつらをぶっ殺してぇんだッ!」
蒋哉 「だがなぁ…今お前には…嫁さんがいるッ!姫だ!誰もが大事に思ってる姫だッ!それに…徹哉だっていんだろッ?!」
愁洩 「………」