俺の女


諒弥 「お前がもし死んだら…恋嘩と徹哉はどーすんだッ?!お前が死んだら…多分恋嘩は泣き続けんだろ…いや…お前のあとを追って死ぬかもしれねぇッ!そしたら徹哉はどーなんだッ!!!」

愁洩 「ッッッ………でもよぉッ…」



愁洩は膝をついて、悔しそうに地面を殴った。



諒弥 「くやしい気持ちはわかる…。だがお前は今は…ただの劉毅の頭じゃなくて…妻子を持った一家の大黒柱だ。夫であり、父親なんだ。お前は…生きてなきゃいけねぇんだよ…。家族を守らなきゃいけねぇんだよッ!!!」

愁洩 「……諒弥ッ…」


徹哉 「…ぱぱぁ?」

『―――ッ…』

徹哉 「どーちたの?なんれないてりゅの?」

愁洩 「なッ…なんでもねぇよッ…」



愁洩は徹哉に背を向けて、涙を拭き取った。



『……………』

徹哉 「みんにゃこにゃいから…みーたん、ぷんぷんらよ?」

亮駕 「ッ…やべッ!姉御怒ってるって!」

雄祐 「サンキュー徹哉w呼びに来てくれたんだなw」

徹哉 「ちょーらよwいこッw」

諒弥 「ほら。行くぞ。」

愁洩 「あぁッ…」
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