俺の女


秀平 「兄弟だとッ…?!」



思わぬ言葉に、動揺を隠せない仲間達。



諒弥 「愁洩…それは本当か…?」

愁洩 「……あぁ。」


『―――ッッッ!!!』

竜馬 「俺のほうが兄貴だ…。3つ上のな。」

「竜馬さん…ほんとっすか?!」

「信じらんねぇ…」

「あのライバルが…竜馬さんの弟ッ?!」

愁洩 「………俺はこいつのこと…兄とは思っちゃいねぇ。」

『!!!』

愁洩 「恋嘩に何度も手ぇ出しやがって…ひでぇーことばっかしやがって…!!!」

竜馬 「だってムカツクんだもーん…」



鉄パイプをポンポンと肩で叩きながら、上から睨みつける竜馬。



愁洩 「あ゛ぁッ?!」

竜馬 「いっつも俺のやることやることに反抗ばっかしやがって…お前の方が年下のくせに…」

愁洩 「あ゛ぁ?!お前のやり方が気にくわねぇんだよッ!!!…お前…俺らを捨てた親父とお袋を…殺したんだってなぁ…。」

『―――ッッ?!』
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