俺の女
「竜馬さんが…?」【硫盟】
「自分の親をッ…?」 【劉毅】
竜馬 「ふッ…そーだ…俺が殺した。」
下を向きながら、半笑いでボソッと呟く竜馬。
カズ 「なんで…」
竜馬 「俺を…この俺を捨てたんだぞッ…?許せねぇだろーが…」
「捨てられたなら…俺たちだって…」 【硫盟】
竜馬 「うるせぇ…俺は…可哀想なんだ…あの親のせいで…俺は人生の道を外した…。あいつらのせいで…だから…殺したんだッ…(笑)」
ヒロ 「わッ…笑ってる…」
愁洩 「こいつはイカレてる…。知らねぇのか?麻薬使ってること…」
「―――ッ!!!竜馬さんが…麻薬ッ?!」 【硫盟】
與氣 「おいおい…マジかよ…!」
竜馬 「俺は捨てられた…俺の人生を壊されたッ…可哀想なんだ…俺は可哀想な子だぁ…」
愁洩 「…俺らだって皆…捨てられて…人生の道を一度外れた。」
竜馬 「………」
愁洩 「だがなぁ…外れたから…こいつらに出会えた。恋嘩に出会えた…。だから俺は…この生き方でいいと思ってる。」
竜馬 「…なんだと…?」