俺の女

恋嘩 「あれ?皆なんでここに…」

弘毅 「出るなッ!徹哉連れて中に入れ!!!」

恋嘩 「え…一体何が…」

カズ 「恋嘩…」

恋嘩 「――ッ…カズ…それに…硫盟ッ?!」



恋嘩は徹哉を抱きしめる。



徹哉 「まま…どおちたの?」

恋嘩 「……」

徹哉 「ありぇ…ぱぱぁ?」

恋嘩 「――ッッ!!」



恋嘩は、ナイフを突き付けられている愁洩を見つけた。



恋嘩 「愁洩ッ!!!」



恋嘩は愁洩の元にかけだす。



臾 「ダメだッ!!!行くなッ!」

徹哉 「まま…?」

恋嘩 「やめてッ!何すんのッ?!愁洩を殺さないでッ!」

愁洩 「――ッ!!」

竜馬 「おやぁ…いつぞのお姫様ぁ…。残念…こいつは死ぬんだよ」

愁洩 「恋嘩ッッ!!!来んなぁッ!!!」

恋嘩 「嫌よッ!なんであなたが殺されなきゃなんないのよッ!」

愁洩 「来るなぁぁぁッ!!!」

竜馬 「じゃーな…愁洩…」


竜馬がナイフを突き刺した時……
突き刺さったのは…愁洩の体ではなく…恋嘩の体だった。



恋嘩 「ぅ゛ッ……」



…恋嘩が膝をついて倒れ込む。



愁洩 「恋嘩ぁッッ!!!」

『姫ッッ!!!』
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