俺の女
恋嘩 「先に…死んじゃう…みたいッ…(泣)」
涙を流しながら、苦しそうな表情を見せる恋嘩。
愁洩 「―――ッお前は死なねぇんだろッ?!俺が生きてる限りッ…死なねぇって言っただろーがッ!」
爻 「姫ッ!!!死ぬなッ!ぜってぇ死ぬなぁッ!!!」
裕兎 「姫はずっと…俺らと暮らすんだろッ?!」
慚 「死ぬなんて言うなよッ!!!」
恋嘩 「みん…な…(泣)」
美蘭 「恋嘩ッッ!!!」
騒ぎを聞いた美蘭も家から出てくる。
恋嘩 「美…蘭…」
美蘭 「なに…してんのよッ…笑顔で出て行った恋嘩が…なんでこんなことなってんのよッ!!!(泣)」
恋嘩 「ごめんね…美蘭……徹哉…任せていいかなぁ…?」
美蘭 「―――ッ…(泣)」
徹哉 「…まま?」
恋嘩 「徹…哉…」
徹哉 「まま…?ち…でてりゅよ…?」
恋嘩 「うん…ままね…ケガしちゃったの…」
徹哉 「いちゃいいちゃいの…ちょんでけぇーちてあげよおか?」
恋嘩 「ありがと…徹哉…。徹哉…ままね…ちょっと遠いとこ行かなきゃいけなく…なっちゃったのッ…ケホッ…」
愁洩 「……バカなこと言うなッ…!!!」
徹哉 「とおい…とこ?」