俺の女
恋嘩の体が…次第に薄くなっていく…。
恋嘩 「ごめんね…。あまり長い時間いられないの…。」
愁洩 「恋嘩…俺…ずっと笑ってるからッ!お前の前で…ずっと笑顔でいるよッ!もう泣かねぇッ!だから…お前も泣くな?」
俺は…さっきからずっと…恋嘩の目から涙が零れているのを知っていた…。
慌てて涙を拭く恋嘩。
恋嘩 「あ…あはッwごめんねッ…」
愁洩 「お前も…ずっと笑っててな。」
恋嘩 「うんッ…わかったw」
愁洩 「俺が…またそっちいったら…俺、一番にお前抱きしめに行くから…!!」
恋嘩 「うんッ…約束だよッ…?」
愁洩 「あぁッ…それまで待っててな!」
恋嘩 「ぅん…w」
愁洩 「恋嘩…」
俺は…もう消えてしまいそうな恋嘩に近寄った…。
愁洩 「俺…ずっとお前のこと愛してっから…。」
恋嘩 「…あたしもだよ。愁洩がだぁーいすきッ…」
愁洩 「俺の…お前への愛は永遠に消えねぇぞッ…」
恋嘩 「うん…ありがとぅ…」
俺は最後に…恋嘩の唇にキスをした。
すぅッ―――――――
その瞬間…恋嘩は光となって…空に消えていった…。