俺の女



「じゃー行こーや!アジトw」

『え??学校は…?』

「どーせ授業抜けてこーやって話してるんやし一緒やろ?(笑)」

「抜けよーやwんで今日の材料買ってアジト行こやw」

「あいつらもおるやろーし(笑)ぜってぇ抜けて遊んどるわ(笑)」

「ちゃんと学校行ってんの俺らぐらいやで?(笑)」

『でも皆に知らせんくてもいいん?アジトに集合って…家の事情とか…』





美蘭の言葉に、思い出したようにして諒弥が答えた。





「あ…言ってへんかったっけ??あいつらも全員捨て子。」

『えぇ?!』

『そーなん?!』

「そwんで皆家ないし、俺らも全員アジトで住んでんの♪捨て子の集まりが俺らの族w劉毅wやから心配ご無用〜w」

『『えぇぇ!!!』』





あまりに唐突な回答に驚くことしかできない2人。





「あれ(笑)言ってへんた?(笑)」

『知らんかった…』

『皆一緒に住んでるん?…いいなぁー楽しそうw』

「……そーや!!!」

『『?』』





愁洩が何かひらめいたように目を輝かせる。


恋嘩と美蘭は首を傾げた。





「お前らも一緒に住むか!?」

『『へっ!?』』
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