俺の女


『よしwいっぱい買ったし…あとは食料やねw』

『うんw』





美蘭と恋嘩はテキパキと食料を選んでいく。





「すっげぇーw」

「さすがプロってんなぁw」





爻と凌介が言うと、いっぱいになったかごを美蘭が差し出した。





『ごめん!!!持ってくれる?』

「ラジャーw」





茂がそれを受け取ると、続いて恋嘩も手をのばす。





『これも!!!』





いっぱいになったかごをドンドン渡していく。





「すっげぇーな(笑)」

「早ぇぇ(笑)」





仲間たちがその速さに見とれていると、愁洩が1人声をあげた。





「俺…お菓子ほしい!!!」

「ガキかッ!(笑)」





すかさず伸哉がツッコミを入れる。


その光景を見て、恋嘩が笑いながら頷く。





『えぇよーw皆持ってきぃw』

「まぁーじで?!ww」

「よっしゃーw」





燵弥と陽摩が、真っ先に行った愁洩を追い、みんなもそれを追った。




ドタドタ…





『約50人もゾロゾロいたら…ちょい迷惑かなぁ(笑)』

『だぁーいじょーぶやってw皆おとなしいしw』

『そーかなぁー?(笑)』

『そーやってw…よしwこれでもう全部選んだよなっw』

『じゃー皆が帰ってきたらレジ行こっかw』

『うんw』



「「あれぇー?恋嘩と美蘭やんw」」





そのとき、聞き覚えのある声がして、恋嘩が振り返ると…2人の男が立っていた。





『あ…カズ…』


「「久しぶりーw」」


『ヒロ…』
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