俺の女
家に帰って、女2人が料理を作っていると、インターホンが鳴った。
―――――ピンポーン…
『あれ?ここってインターホンあったんや(笑)』
キャベツを切っていた美蘭が手を止めて、思わず笑った。
…たしかに倉庫みたいなとこやのに、ご丁寧にインターホンついたーるんやな(笑)
あっ…荷物届いたんかなッ♪
『美蘭見に行こー!!』
2人が料理の手を止めて、玄関(?)へと向かった。
2人の会話を聞いて、諒弥が頭をかしげた。
「荷物?」
「今日買ったやつちゃうんー?…っあー!!くそっ」
和輝がテレビゲームをしながら、背中ごしに諒弥に叫んだ。
「あー。あれねっ…っとぉ!!…っしゃー!!スターきたぁー!!」
飆が和輝とゲームをしながら納得の声をあげ、またゲームに集中した。
すると、恋嘩たちが部屋に戻ってきた。
『電化製品が全部届いたぁw』
「マジでー?はぇぇーなぁー」
和輝たちのゲームを見ていた愁洩が、頭を反り返して振り向く。
『あとで皆運ぶの手伝ってなぁw』
「「「うぃーす☆」」」