俺の女
「美蘭チャンはお母さんやんな(笑)」
「そーそー!!一家の大黒柱的存在の強いお母ちゃん!(笑)」
『マジで?そーかなぁー??(笑)』
瞋が付け加えると、美蘭が照れ臭そうに笑った。
「んでぇー冷静で心強い諒弥が親父やな(笑)」
「当然やんけw」
龍磨の納得いく答えに頷く諒弥。
『あたしはッ?!w』
ちょっと期待して、目を輝かせる恋嘩を見て、智稀がズバリ答える。
「んー…お転婆な妹!!」
「それやそれッ!(笑)」
陽摩たちがピッタリの選択に同意した。
『妹かぁーw皆はお兄ちゃん??』
「まwそーやな(笑)」
「シスコン兄貴w」
「「「ぎゃははははッ(笑)」」」
屡尉が頷き、歃斗の例えに「全くや!!」と大笑いする仲間たち。
…その中で、うずうずしながら身を乗り出す男が1名。
「俺は?!俺!!!」
期待の眼差しで、自分を指差しながら鑄に返事を求める愁洩。
「お前は…」