俺の女



爻 「…んぁッ!!」

恋嘩 「爻…気がついた?よかったぁ…」

爻 「姫…ここは…」

恋嘩 「倉庫みたいなとこ…」

爻 「マジでッ?!つーか姫縛られて…なんで俺だけ…」



恋嘩は鎖で腕と足を縛られているが、爻はなんの処置もされていなかった。



爻 「今とくからッ…―――ッッてぇッ!!!(痛)」



爻はケガの痛みで地面に膝をついた。



恋嘩 「動いちゃだめだよ!ケガしてるんだから…」

爻 「ッッちくしょぉ!!!かっこわりぃ…俺…」

恋嘩 「…え?」

爻 「俺がもっと強かったら…姫を守れてたのに…こんな目にも合わせなかったのによ。」

恋嘩 「爻…」

爻 「俺のことなんてどぅでもいい!!今とくから…脱出しよーぜ!」

恋嘩 「爻!だめだよ!動いたら傷が…」



―――――ガチャ



「おー爻。目ぇ覚めたか(笑)」

爻 「…てめぇら…」



爻が連中を睨みつける。



「そー怒んなってぇ(笑)」

爻 「今すぐ姫を放せ」

「…そーゆーわけにはいかねぇなぁw」

爻 「あ゛ぁ?!」

「おめーにはもう用なし。…次はそっちのお姫様の番だからw」

恋嘩 「!!」

爻 「…んだと?!」
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