俺の女

「初めて会った時からよ〜。ふつーに話しかけてきたし？根性ある女やな〜って気に入った(笑)」


「やんな(笑)」

『///』





愁洩たちの言葉を聞いて、顔を赤らめる恋嘩たち。



もちろん2人は知らん。
あたし達が2人が好きってこと…



あの日話しかけたんも…
一目惚れやからってことも…





『あ！そーや！愁洩？』


「あ？」



『今日も暴走族のﾒﾝﾊﾞｰで集まんの？？』



「ぶはっ(笑)こんなん普通に聞いてきた奴初めてや(笑)お前最高ー!!!」





愁洩が恋嘩の肩に片手を置きながら、お腹を抱えて笑い出した。





『えぇー///(笑)』





そんなん言われたら…
期待してまうやん…。




嬉しくも、ちょっと寂しい目で、横で笑ってる愁洩を見つめる恋嘩。





「今日は集会。俺らの学校は、俺ら２人だけやけど他の学校の奴らも来んの。」





諒弥が説明すると、恋嘩が目を輝かせた。





『へぇ〜行ってみたいかも☆』


「ﾏｼﾞかよ!!!(笑)」




更に笑う愁洩と、その言葉を聞いて、ニヤッとしながら諒弥が答える。





「じゃー来る??」

『えっ…いいん?!』

「えーよ☆２人は特別ｗな？」

「しゃ〜ないなぁ〜」





…といいつつも、笑いながら楽しそうな愁洩。





『やったぁｗｗ』


「…じゃー学校なんかかったりぃーし抜けっかｗ」


『えぇ?!』





愁洩の言葉に、今度は目を丸くする恋嘩たち。





「え？もしかして君ら優等生?(笑)」

『そーでもないけど…そんなんやったことないし…』



「なんにでも経験が必要ー☆さー行くかー!!!」





愁洩は自分と恋嘩のカバンを持ってドアの方へ向かっていった。





『強引なんやからぁー!!!(笑)』





なーんて言っても実は嬉しいんやけどなｗｗ

暴走族って一体、どんな人達がおるんやろー???