俺の女
『………(ビクッ…)』 【硫盟】
その彼らを見て、たじろぐ男達。
愁洩 「…どけ。てめぇら…」
「うゎッ…」
愁洩が男達【硫盟】を掻き分けて(殴ったり蹴ったりして)恋嘩に近づく。
仲間達も駆け寄った。
恋嘩 「愁洩ッ…皆ッ…」
愁洩 「恋嘩…」
愁洩は自分の上着を脱いで恋嘩に被せた。
恋嘩 「…ありがと…」
隼莵 「姫…手ぇ…」
恋嘩 「あぁ…これなかなか外れなくって(苦笑)」
弘毅 「外れるわけねぇじゃん!!!ましてや…女の子の力で…」
智弥 「血ぃ…止めねぇと…」
甲斐 「これ使って…。」
恋嘩 「ありがと……ねぇ…爻は?大丈夫?」
愁洩 「…あぁ。あいつなら大丈夫だよ。」
恋嘩 「でも…ケガいっぱいしてて…」
愁洩 「…人のことばっか考えてねぇで自分のこともちゃんと考えろよッ!!!」
恋嘩 「!!!!!」
愁洩 「こんなんなってんのにお前はッ………つーかごめんな…」
恋嘩 「………なんで謝るの?」