俺の女


愁洩 「お前をこんなんに巻き込んじまって…俺らといるばっかりに…こんなこと…」

竣 「…そーだよな…」

凌介 「俺らといるばっかりに…」

罹欹 「ごめんな…姫…」

恋嘩 「そんなッ…謝んないでよぉっ…(泣)」

『!!!!!』

恋嘩 「あたしはっ…うッ……皆が好きだから…一緒にいるんだよッ?(泣)」

愁洩 「恋嘩…」

『姫…』

恋嘩 「なのにっ…じゃぁ…あたしは皆と居ちゃ…いけないのッ?(泣)」

『……………』

恋嘩 「あたしはッ…ひっくッ…皆とずっと一緒に居たいよッ…(泣)」



…誰かの手が、頬に触れた。
恋嘩が顔を上げると、笑顔の愁洩が
涙で少しかすんで見えた。


愁洩の笑顔は、寂しそうだった。
責任感を感じているような目…
…それでも、優しくて、温かい目だった。


そっと…指で涙を拭ってくれた。



愁洩 「…俺らだってそーだ。」

恋嘩 「……!!!」

歃斗 「当たり前じゃん…」

舜也 「ずっと姫と暮らしてぇよ…」

恋嘩 「…ほんと…?」

愁洩 「ああ…。だって…皆おめぇのこと大好きだから…」

『wwwww』



皆が恋嘩に笑いかける。



恋嘩 「皆…ありがとッ…」

竜馬 「あーwいいねぇ。感動的(笑)」

『………』【劉毅】
< 82 / 324 >

この作品をシェア

pagetop