俺の女



愁洩 「ッはぁ〜…てこずらせやがって…」

恋嘩 「愁洩!!!」

愁洩 「あぁ…恋嘩…無事か?」

恋嘩 「無事か?じゃないよ!!!愁洩…目…」

愁洩 「大丈夫だって…こんくれぇ…」

恋嘩 「すごい傷…早く病院行こ!!!皆も!」

愁洩 「医者は嫌いだ…」



力が抜けたように、その場に寝転がる愁洩。



恋嘩 「そんなこと言ってないで!!!携帯…って…あたしなんも持ってないや…」

愁洩 「はぁ〜…誰も持ってねーって。どいつも慣れてっし平気だよ…」

恋嘩 「平気じゃないって…応急処置でもしなきゃ…あ!そうだ!包帯とか見つけたんだった!」

愁洩 「おめぇだって血だらけじゃねぇか……動くなって…」

恋嘩 「あたしは大丈夫!皆に守ってもらったから…」



恋嘩は包帯などをかき集めて、ケガの処置に回った。

都合よく、傷薬や消毒液、ガーゼやバンソーコーなどもあった。
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