7分の1のスキ。

「ん。」


受け取るあたし。



あたしがカサを受け取ったのを確認してから電話に戻る三木くん。



黙って聞いていると、今度はあたしのポケットの中に入っているケータイが震えた。



奏太からのメールだった。




画面の『奏太』という文字にドキリとする。



カチリと音を立てて
届いたメールの内容を映し出す画面。


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