7分の1のスキ。
「……えっ?」
固まる三木くんの目が揺れる。
きもちがあふれてとまらない。
「…っ、…わかってたけど、わかってたけどっ…」
三木くんは黙って聞いていてくれている。
「…こんなにっ…つらいなん、て……っ」
「つらいよぉっ………」
まるで子供みたいに、ボロボロ落ちる涙。
「…ふっ………ぅ」
泣いているからか、上手く息が吸えない。
「上原。」
少し掠れた声で三木くんが言った。
メニュー