7分の1のスキ。



「はい、どーぞ」



そう言って、持ってきたお茶を机の上に置く。



「どーも」



あたしから受け取ったお茶を、飲む三木くん。



「もー、大丈夫?上原」


「え…?……ぁ、うん、」


いきなり始まる会話。

たぶん、三木くん。あたしが緊張してるの気づいてる……?




「ならよかった」


優しい声で呟いて、またお茶を飲む。

その仕草が、とても色っぽいな。と思ってしまった。



こんなときに、何考えてんだ…あたしは……



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