7分の1のスキ。


自分の馬鹿な考えに、うな垂れながらも三木くんとの会話を続ける。



カチカチと、小さく鳴る部屋の時計。

それに混ざって響く、あたし達の声。





三木くんが喋るだけで、空気がとても柔らかくなる。




不思議………



前からずっと仲が良かったみたいに、友達だった様に、

話せてる。




そんな事を思いながらも、どんどん進んで行く時計の針。






「で、上原はどうすんの?」





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