7分の1のスキ。
『っ、ひゃぁ!』
慣れないヒールを履いていたせいか、あたしの足がもつれた。
『…っぶね』
奏太が支えてくれて転ぶのは防げたけど………
近いっ…!!
『足、ヘーキ?』
『ぅ、…うん。ありが、と………』
うわーーっ、恥ずかしい……
『…ぁの…さ。』
長い長い沈黙。
…………………………?
『…っ手ぇ、繋いでも、い?』
へ?
奏太の顔を見ると…
ぅ…わ。 奏太の顔、真っ赤。
『ぅ、うん。いいけど………』