7分の1のスキ。


『っ、ひゃぁ!』

慣れないヒールを履いていたせいか、あたしの足がもつれた。

『…っぶね』

奏太が支えてくれて転ぶのは防げたけど………



近いっ…!!

『足、ヘーキ?』

『ぅ、…うん。ありが、と………』


うわーーっ、恥ずかしい……


『…ぁの…さ。』

長い長い沈黙。
…………………………?


『…っ手ぇ、繋いでも、い?』

へ?
奏太の顔を見ると…

ぅ…わ。 奏太の顔、真っ赤。


『ぅ、うん。いいけど………』
< 7 / 230 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop