空色の恋



永遠は12時ぴったりに電話してきてくれた



「ちょっと寄りたいとこあるんだけど」


永遠があたしの顔をのぞき込む


「うん

どこ行くの?」



「行けば分かる」


そう言って永遠が手を差し出す


あたしはその手をギュッと握った


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