空色の恋



「ありがとうございました」


店を出たあたし達の指にはシルバーのリングが通っていた



「これいくら?」


「秘密

澄空はそんなこと気にしなくていいの」



「でも…「じゃあさ」


永遠の瞳があたしを捉える



「ん?」



「俺の隣でずっと笑ってて?

それだけで俺は十分」



「………分かった」



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