空色の恋
「水族館は逃げねえから
転けるぞ」
「あたしそんなに運動神経悪くないもん」
「それは知ってる」
ですよね
まぁ普通はそういう時に転ける子の方がいいよね
コツン
あたまに永遠の手が当たる
「また余計なこと考えてるだろ?」
「余計じゃないもん
永遠に釣り合う可愛い子はもっとふわってしてるんだろうなって思って」
自分で言ってて自分の声がだんだん小さくなる
「ばぁか」
「なっ
バカってなによ!」