空色の恋





「帰るぞ」


そう言って永遠が手を出す



「はぁい」




この時のあたしは永遠が隣にいるのが当たり前になってて


そのせいで誰かが傷ついているなんて思ってもいなくて





回りなんて


見えていないほど




幸せだった




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