空色の恋
「さすがに暗いねぇ」
紫歩が外を見て言う
時計の針はもう7時半を指している
「気をつけて早く帰れよ」
「「「はぁい」」」
先生の言葉に返事をして急いで荷物を片づける
「電車まで時間あるからミスドでも寄る人?」
七海が聞く
「「はぁい」」
電車組数人が手をあげた
「あたしは帰るわ
お疲れ様でしたぁ」
更衣室を出て下駄箱に向かう
携帯を開くとメールが来ていた
『From:永遠
ひまぁ~
部活終わったか?』
「暇って何よ」
そう思いながらもメールを返す
『これから帰る
家着いたらまたメールするね』
送信ボタンを押した
その時だった