空色の恋


永遠side


遅い

遅すぎる



家に着いたらメールするって言ってからもう1時間


嫌な汗をかく




「ヤバいんじゃねえの?」


海翔が言う


「どういう意味だよ」



「澄空さんの噂

俺の中学にも来てるからな」



「は?」


海翔が通う中学は俺は通ってたけど澄空は通ってねえだろ



「兄貴のファンはそこら辺中にいるんだよ」


噂の内容は七海ちゃんって子から聞いた


澄空の親友でバスケ部の子



かなりひどかった





嫌な予感がする




♪♪♪♪♪♪♪♪♪

その空気を切り裂くように携帯電話がなった



< 63 / 235 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop