嗚呼、愛しの姫君
王様が私を招きます。すると、今まで私の前にいた騎士達は一瞬にして脇に控え、目の前に1本の道が出来ました。


私は、ギクシャクした足取りで王様のもとへと足を進めました。
その距離は永遠かと思うほどに永く感じられました。


ようやく王様の前まで辿り付くと王様は真っすぐに私の眼をご覧になりました。
< 14 / 68 >

この作品をシェア

pagetop