嗚呼、愛しの姫君
―夜も更けた頃。


私は、外から聞こえる物音に目を覚ましました。


「……っ!」

ドスッ…!


それは盗賊のグループでした。
気付いた時には時既に遅し。
私の頭の横にはナイフが突き立てられていました。
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