嗚呼、愛しの姫君
結局情報収集に半日費やしましたが、タートスに関する有力な情報は得られませんでした。


気付けばもう外は夕焼け。日も沈もうとしていたので、私達は宿屋に向かいました。


が、しかしロッテルを両手いっぱいにかかえた私はあまりにも匂いがキツいらしく。

宿屋からは宿泊拒否され。

またも街の外で野宿となってしまいました。


―申し訳ありません、姫君…。
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