嗚呼、愛しの姫君
対峙
次の朝。
その朝は何とも清々しい朝でした。
輝く朝日が私達を柔らかく照らし、その様はまるで私達を応援して下さっているかのようでした。


―さて、残るはタートスの住む山を目指すのみ。
どうやらウサギが旗印の街(名前を調べてみたら、ローレインという名前でした)から1~2時間ほどで辿り着けそうです。


私は両手に大量のロッテルを抱え、意気揚々に山への道を歩き出しました。
< 47 / 68 >

この作品をシェア

pagetop