嗚呼、愛しの姫君
「儂の好物ではないか。」
「……え?」
「おぬしよく儂の好物を知っておったのう。」
「えっ…それは、この地図を見て…。弱点、じゃないん、ですか?」
タートスは私が取り出した地図を覗きこみます。
「……え?」
「おぬしよく儂の好物を知っておったのう。」
「えっ…それは、この地図を見て…。弱点、じゃないん、ですか?」
タートスは私が取り出した地図を覗きこみます。