嗚呼、愛しの姫君
「―シオン殿、シオン殿。」

「ん…。」

目を開けると目の前には金色に輝く髪と美しい青い瞳。
夢にまで見たその姿。


「姫…様?」

「はい、カトリーナです。気が付かれましたか?」


姫君は太陽のように微笑まれました。
何と、姫君は元の姿に戻ってらっしゃったのです。
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