りんごの娘
傷ついた心

言いなり

エリトリンは街へとぼとぼ歩いていました。



「うわっ。まだいるよ。」



「りんご!りんご持ってきて!」



エリトリンの対処法はりんごをあげること、そう街の中でなっているみたいです。


「…はそんなんで…ない…」


「わっなんか喋ってるよ!」


「私はそんなんで釣れない!」


エリトリンはそう言って家に走って行きました。



「はぁ…はぁ…はぁ…」



エリトリンが家に戻ってくると、家具が全部外にだされ燃やされそうになっていたのです。


「ちょっと!やめてください!私の家!
ここしかないの!お願い!」



「仕方ねぇんだよ。あっちいけ!」



「お願い!誰に言われたの?あなたが自らやったわけじゃないでしょ?」


燃やそうとした人が情のある人で、話をわかってくれました。


「マイティンだよ…」


「え…」


「まぁあいつが言わされたんだろうけど」


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