思い出の1piece【完】
「バラしてもいいよ。でもバラしても誰も信じないと思うよ。下手したらいじめられるかも。」
「ひぃ。」
悪魔だ。ここに悪魔がいる。
「素直に言うこと聞くのといじめられるのどっちがいい?」
「言うこと…聞くのが…いいです…。」
「じゃあ決定だな。明日が楽しみ。じゃあな絵璃花。」
そう言って彼は爽やかな笑みを浮かべて出ていった。
なにこの敗北感。
悔しいっ!!
めっちゃ悔しいっ!!
あ、名前聞いてない。
まぁいいや。明日聞こう。