思い出の1piece【完】


「何で殴ってんの?」


いつもは聞かない低い声。



猫かぶったままだけどかなり怖い。





「だってこの子が隼人くんについて回るから。」



「ふーん。」



低かった声がさらに低くなった。



「俺が呼んでるだけだよ。次こんなことがあったら知らないよ?」



お得意の悩殺smile。



でも彼女たちにはさぞ恐ろしく見えたらしい。



「すいませんでしたぁ。」



走って逃げていった。



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